マナーをマスターするのが、グッドプレーヤーへの第1歩です。
マナーやエチケットがルールブックの最初に出てくるスポーツは、ゴルフ以外にありません。
マナーをマスターしてこそ、真のゴルフプレーヤーといえるでしょう。
またマナーを守ることは、自然への思いやりでもあります。自然と共生するゴルフだからこそ自然への感謝の意を表すことにもなります。
マナーを守って気持ちのいいラウンドをしましょう。
プレー前
ゴルフ場に入る前からマナーはあります!ラウンド前にチェックしましょう。
- キャディバッグ、ボストンバッグに名札をつけましょう。
- コースには、スタート1時間前位には到着し、フロントでチェックインしましょう。
- スタート時間の10分前には、プレーのできる準備でティーグランドに到着していましょう。
- ゴルフ場の利用約款一読しましょう。
(打球事故やカート運転による事故は、プレーヤー本人の責任となります。)
- キャンセルする場合は、早めに連絡を入れましょう。
服装(ウェアリング・マナー)
ゴルフ場は社交場です。ゴルファーらしい服装を心掛けましょう。
- サンダル履きや、かかとをつぶした靴で入場しない。
- 男女とも襟付きのものを着用しましょう。
- 危険防止のためにも、必ず帽子を着用しましょう。
※望ましくない服装
Tシャツ、トレーナー、アロハシャツ、Gパン、超ミニスカート
クラブハウス内
クラブハウスは憩いの場です。お互いに気持ちよく過ごせるようにしましょう。
- スパイクは必ず、ロッカールームで履き替えましょう。
- 貴重品はフロントか貴重品ボックスに預けましょう。
- レストランでは必ず帽子を脱ぎましょう。
プレー後
プレーが終わってからも守るべきマナーがあります。最後まで気遣いを忘れないようにしましょう。
- クラブの本数確認や点検を自分で確実にしましょう。
- クラブハウスに入る前に、靴の汚れを落としましょう。
- 大浴場の入浴時も、他の方が気持ちよく使えるよう、配慮を忘れないようにしましょう。
- 備品等は丁寧に使い、タオルなどの、備品を持ち出さないようにしましょう。
プレー中
同伴競技者だけでなく、後続者にとっても、楽しいプレーになるようマナーを守りましょう。
- プレーヤー以外のティーグラウンドでの素振りは慎みましょう。
- 人の近くや、人のいる方向に向かってクラブを振らない。
- プレーヤーがアドレスしたら静かにしましょう。
- バンカーは浅いところから出入りし、ショットしたあとは、ショットの跡や、自分の足跡などをレーキでならしてから外へ出ましょう。
- 灰皿のないフェアウェイ等で、タバコを吸わない。
- グリーン上にできたボールマーク(ディポット)は自分で直しましょう。
- カートを利用する場合は、注意事項を守り、原則的には車の運転免許を持っているプレーヤーが運転しましょう。
速くラウンドできるのは、ショット能力ではありません。ラウンド能力です。
下手だから時間がかかるのではありません。
段取り、気配り、速歩き…「プレーを速く」するのに必要とされるのは、ショットの技量よりラウンド能力なのです。
そしてこれも大事なマナーのひとつなのです。1人1人が迅速に行動することが、スロープレーを解消し、みんなが快適にプレーできるのです。
一般的なゴルフ場では、6~8分間隔でスタートしており、1ホールPAR4で、約13~15分、9ホールで2時間~2時間15分程度でラウンドできる設計となっています。
そのために右のようなことを実行しましょう。
- スタート前15分の余裕時間と練習時間を持ちましょう。
コースをシュミレーションしてみるなどの余裕が、スムーズなプレーに
つながります。
- OBやロストボールの恐れがある場合は、速やかに暫定球を打つか、ローカルルール(ゴルフ場のルール)に従いましょう。
- ショットから次のショット地点へは最短で(近距離はカートに乗らず歩きましょう)
- ボールの位置に行くまでに、使うクラブをだいたい決めておきましょう。またクラブは数本持っていくとよいでしょう。
- オナーとなったら、直ちに打つ準備をしましょう。
- スコアはグリーンを離れてからつけましょう。(他人が打つ間に練習スイングをしたり、他人のパットを観察したりすることで、遅滞なくプレーできます)
- 前の組と1組以上、間隔を空けないように気をつけましょう。